9月11日(火)、国立代々木競技場第一体育館(東京都渋谷区)にて開幕したファッションとデザインの合同展示会 rooms25 に、同展示会としては初となる「eyewear area」が登場。
SUPER(スーパー)、SABRE(セイバー)、RAEN(レイン)、VONZIPPER(ボンジッパー)、Bobby Sings Standard(ボビー シングス スタンダード)、MOSLEY TRIBES(モズリー トライブズ)、SPY(スパイ)の計7ブランドが参加し、訪れた人々にその世界観をアピールしている。
SUPER(スーパー)
(写真1)SUPER(スーパー)のブースは、後ろからの照明に透けるアイウェアの姿が印象的。
image by GLAFAS【クリックして拡大】
SUPER(スーパー)は、イタリアのファッションや音楽を扱う雑誌「PIG MAGAZINE」の発行人らが「自分たちが発行する雑誌のファッションや音楽のスタイルに合うサングラスがない」という一言をきっかけに、イタリア・ミラノでスタートしたアイウェアブランド。
クラシックなデザインを現在のファッションスタイルと重ねることから生まれる、独自の存在感で人気を集めている。
(写真2)SUPER(スーパー)Racer Trans Red。希望小売価格:17,850円。
透け感のある赤いフレームとレンズカラーとの組み合わせが絶妙。
image by GLAFAS【クリックして拡大】
(写真3)SUPER(スーパー)の2013SS新作より。
イタリアのクラシカルなデザインや写真をフレームの中に取り込んでいる。
また、フレームの柄とあわせた箱とセットで販売されるのも魅力。
image by GLAFAS【クリックして拡大】
SUPER(スーパー)では、オリジナルのプラスチック生地を用いてファッション性を追求しつつ、フレームは全てハンドメイドで仕上げるというこだわりよう。
さらに、レンズはドイツの老舗メガネレンズブランド カール・ツァイスを採用しているのもポイントだ。
(写真4)SUPER(スーパー)のアイウェアで使われているカール・ツァイスのレンズとオリジナルのフレーム生地。
image by GLAFAS【クリックして拡大】
SABRE(セイバー)
(写真5)ブランドロゴとイラストで彩られた SABRE(セイバー)のブース。
image by GLAFAS【クリックして拡大】
SABRE(セイバー)はアメリカ・カリフォルニア発のブランド。パンクやハードコア、サーフィンやスケートボードといったサブカルチャーの影響を色濃く受けたデザインで人気を集めている。
デザインはクラシカルなものからスポーティーなもの、サイバーなテイストのものまで豊富。さらに価格は1万円台前半のものが中心とリーズナブルなのもうれしい。
(写真6)SABRE(セイバー)2013年SS新作 HOLLYWEIRED。希望小売価格:9,975円。
マットブラックには特に注目したい。
image by GLAFAS【クリックして拡大】
SABRE(セイバー)では、2013年春夏の新作から新たにカール・ツァイス社製のレンズを採用するなど、クオリティアップにもこれまで以上に努めていくという。
RAEN(レイン)
(写真7)RAEN(レイン)のブースはモノトーンを基調としたクールな雰囲気。
image by GLAFAS【クリックして拡大】
RAEN(レイン)はアメリカ・カリフォルニア発のアイウェアブランド。
南カリフォルニアのプロサーファーたちの発想を、地元の気鋭デザイナー集団が具現化。建築や家具、自動車などで見られるような美しく、かつ気品に満ちた50年代のヴィンテージスタイルをベースに、モダンでクラシックなスタイルを提案している。
(写真8)RAEN(レイン)2013SS新作より。
ヴィンテージスタイルをベースにしたデザインが魅力的。
image by GLAFAS【クリックして拡大】
RAEN(レイン)では、「最高のデザイン、最高品質を適正価格で」という理念のもと、フレームの生地に美しさと品質の高さに定評があるイタリア・マツケリー社のものをチョイス。しかも、8mmの極厚な生地をぜいたくに使っている。
さらに、レンズにはカール・ツァイス社製のものを採用するなど、デザインだけでなくクオリティにもこだわりを持っている。
VONZIPPER(ボンジッパー)
(写真9)VONZIPPER(ボンジッパー)のブースは「VZ」というロゴをかたどった陳列台に目を奪われる。image by GLAFAS【クリックして拡大】
VONZIPPER(ボンジッパー)は、2000年にアメリカ・カリフォルニアのサンクレメンテで生まれたブランド。ブランド名は創始者 Otto Von Zipper から来ている。
サンクレメンテはクオリティの高い波がブレイクする「サーフィンのメッカ」とも呼ばれることもあり、サーフカルチャーをベースにしたデザインが特徴となっている。
(写真10)VONZIPPER(ボンジッパー)2013年SS新作より。
image by GLAFAS【クリックして拡大】
(写真11)VONZIPPER(ボンジッパー)2013年SS新作より。
透け感がありポップなカラーのフレームと、ミラーコートのレンズとの組み合わせがカッコいい。
image by GLAFAS【クリックして拡大】
ブランドコンセプトは「LIFE IS GOOD(人生はいいものだ)」。かけるひとによってさまざまに変化する、あるいはその人の人生観を変えてしまうようなデザインが、VONZIPPER(ボンジッパー)の魅力と言えよう。
Bobby Sings Standard(ボビー シングス スタンダード)
(写真12)Bobby Sings Standard(ボビー シングス スタンダード)の世界観が表現されたブース。
image by GLAFAS【クリックして拡大】
Bobby Sings Standard(ボビー シングス スタンダード)は、20年ほどメガネのデザインに携わってきた森山秀人氏がディレクションするアイウェアブランド。
森山氏が愛してやまないという、70年代前後に作られたヴィンテージフレームを現代によみがえらせるかのようなコレクションを展開している。
(写真13)Bobby Sings Standard(ボビー シングス スタンダード)のブースより。
image by GLAFAS【クリックして拡大】
(写真14)Bobby Sings Standard(ボビー シングス スタンダード)のブースより。
image by GLAFAS【クリックして拡大】
「Bobby Sings Standard」、つまり「ボビー、スタンダードを歌う」というかつての洋楽の邦題のようなブランド名には、70年代のムードが凝縮されている。
MOSLEY TRIBES(モズリー トライブズ)
(写真15)MOSLEY TRIBES(モズリー トライブズ)は
ブランド初のフレームライン(度入りレンズ対応モデル)をリリース。
image by GLAFAS【クリックして拡大】
MOSLEY TRIBES(モズリー トライブズ)は、アメリカ・ロサンゼルスのメガネ・サングラスブランド Oliver Peoples(オリバーピープルズ)の創設者でクリエイティブディレクターだったLarry Leight(ラリー ライト)が2005年に立ち上げたブランド。
Oliver Peoples(オリバーピープルズ)のラグジュアリーな雰囲気と、スポーツ・ストリートテイストとをあわせ持つデザインが魅力的だ。
(写真16)MOSLEY TRIBES(モズリー トライブズ)は
ブランド初のフレームライン(度入りレンズ対応モデル)をリリース。
image by GLAFAS【クリックして拡大】
(写真17)MOSLEY TRIBES(モズリー トライブズ)は
ブランド初のフレームライン(度入りレンズ対応モデル)をリリース。
image by GLAFAS【クリックして拡大】
「rooms25」では、MOSLEY TRIBES(モズリー トライブズ)としては初めてのフレームライン(度入りレンズ対応モデル、写真16・17)や、STUSSY(ステューシー)とのコラボモデル(写真18)も発表された。
(写真18)MOSLEY TRIBES(モズリー トライブズ)と STUSSY(ステューシー)とのコラボモデル。
2013年春頃発売予定。
image by GLAFAS【クリックして拡大】
SPY(スパイ)
(写真19)SPY(スパイ)のブースからの一コマ。image by GLAFAS【クリックして拡大】
SPY(スパイ)はサーフィンやスノーボードといったアクションスポーツと、トレンドのファッションスタイルを取り込んだ、独自のコレクションが魅力のアイウェアブランド。
今回注目なのは「CROSSTOWN COLLECTION」。SPY(スパイ)のこれまでのコレクションと比べて、レンズのカーブが浅いのがポイント。よりストリートでも掛けやすいデザインとなっているほか、度付きのレンズも入れやすいのも魅力だ。
(写真20)SPY(スパイ)CROSSTOWN COLLECTION より。image by GLAFAS【クリックして拡大】
(写真21)SPY(スパイ)CROSSTOWN COLLECTION より。image by GLAFAS【クリックして拡大】
rooms 初の「アイウェアエリア」
(写真22)rooms25「eyewear area」を上から見たところ。
メガネをかたどったオブジェが印象的。
image by GLAFAS【クリックして拡大】
ファッションとデザインの合同展示会「rooms」には、以前からアイウェアブランドも参加していたが、「eyewear area」が設けられたのは今回が初めて。
独自の世界観を持つ7つのブランドが参加したが、「GLAFAS = glasses(メガネ)+ fashion(ファッション)」という名前を持つ当サイトとしては、次回以降さらに参加ブランドが増え、「アイウェア」がさらに盛り上がることを期待したい。
(写真23)rooms25「eyewear area」の入口にはこんなスペースが。image by GLAFAS【クリックして拡大】
(写真24)メガネを掛けたアインシュタイン。image by GLAFAS【クリックして拡大】
(写真25)メガネのフロントを使ったオブジェ。image by GLAFAS【クリックして拡大】
関連記事~rooms25
自分で度数を調節できるメガネ「アドレンズ」とファッションブランド「アンリアレイジ」とのコラボが初公開
rooms25 でのフォトセッションからの一コマ。image by GLAFAS【クリックして拡大】
世界初の液体レンズテクノロジーを採用した、自分で度数を調節できるメガネ adlens P.O.V.(アドレンズ ピーオーヴィー) を展開する adlens(アドレンズ)と、ファッションブランド ANREALAGE(アンリアレイジ)とのコラボレーションによる「AA(ダブルエー)プロジェクト」が、9月11日(火)より開催されたファッションとデザインの合同展示会「rooms25」にて初公開された…【続きを読む】