大手メガネチェーンの眼鏡市場から、 UV Wプロテクトレンズ【ユーヴイダブル プロテクトレンズ】が、6月7日(金)より発売された。
UV Wプロテクトレンズは、レンズ裏面に特殊なコーティングを追加することにより、従来のサングラスやUVカットメガネがカバーしきれていなかった、レンズの裏面で反射して目に入る紫外線を最大1/10に低減(※)。
紫外線対策を全くしていない状態と比べて、約25倍の紫外線防止効果が期待できることを示す「E-SPF 25」の認証を取得している。
また、通常価格に+2,100円というリーズナブルな価格や、幅広いレンズに対応することも魅力と言えよう。
※眼鏡市場の従来品との比較。
レンズ裏面の紫外線を1/10に低減
眼鏡市場では、UVカットが施されたレンズの多くは、正面から入ってくる紫外線を約99%カットしているものの、レンズの上下や左右、後ろから反射して入ってくる紫外線は防ぎきれていなかったことに着目。
そこで、UV Wプロテクトレンズは、レンズの裏面に反射防止・紫外線低減コートを追加することで、紫外線を吸収する効果を持たせ、レンズ裏面からの紫外線を最大1/10にカットしている。
従来のUVカットレンズ(左)に比べ、UV Wプロテクトレンズ(右)は、
レンズ裏面の反射を抑えることで、目に入る紫外線を低減。
(出典)http://www.meganeichiba.jp/lens/original/uvw/
従来の「通常コート」と UV Wプロテクトレンズの「UVWPコート」との
レンズ裏面の紫外線反射率を比較したグラフ。
ここでは380nm以下を紫外線と定義している。
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国際的新基準「E-SPF 25」の認証を取得
UV Wプロテクトレンズは、紫外線対策を全くしていない状態と比べて、約25倍の紫外線防止効果が期待できることを示す「E-SPF 25」の認証を取得している。
「E-SPF」とは「Eye-Sun Protection Factor」の略で、2011年にアメリカの第三者機関によって認証された「レンズの紫外線防止性能」を示す指標のこと。
レンズを透過して正面から入る紫外線だけでなく、背面やレンズ裏面の反射によって目に入る紫外線も考慮されており、紫外線対策を全くしていない状態と比べて、レンズによる目の保護効果がどれくらいかを示している。
「E-SPF | Eye-Sun Protection Factor」(スクリーンショット)
2,100円のオプション料金で幅広いレンズに対応
UV Wプロテクトレンズは、通常価格(レンズ込みで15,750円・18,900円・25,200円)に+2,100円で、幅広いタイプのレンズに対応するのもポイント。
近視・遠視・乱視・老眼用の「単焦点レンズ」はもちろん、老眼世代向けの「遠近両用レンズ」「近々両用レンズ」、さらには疲れ目に悩む30代~40代にオススメの「i-relax(アイリラックス)」「i-relax α(アイリラックス アルファ)」でも、UV Wプロテクトレンズを選ぶことができる。
また、UV Wプロテクトレンズは透明なので、日常の幅広いシーンに対応。ふだんのメガネと同じ感覚で紫外線対策ができる。
眼鏡市場の UV Wプロテクトレンズは、2,100円のオプション料金で幅広いレンズに対応。
画像左上には「E-SPF 25」の認証ロゴマークも。
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