検索エンジン最大手の Googleは、メガネ型ウェアラブル端末Google Glassを1月19日(月)でいったん販売終了することを、現地時間1月15日(木)付けの Google+ で発表した。
Google Glassは、Googleの次世代技術開発プロジェクトGoogle Xで開発され、「The Glass Explorer Program」という形で展開されてきた。
開発当初と比べ、ウェアラブル端末への注目が非常に高まったことなどを受け、Google Glassが研究所レベルを超えるものになったと、Google は認識。Google Glassは Google X から「卒業」し、Google 本体のチームとして開発を進められる。
「iPodの父」の下で開発、2015年中に新モデルを発売予定
ウォールストリートジャーナルの報道によると、Googleが2014年に買収したスマートデバイスメーカーNestのCEOで「iPodの父」とも呼ばれるトニー・ファデル氏が率いる独立部門が、今後Google Glassの開発を手がけていくという。
また、「Google Glassの新バージョンは、2015年中に販売される予定」とGoogleが明かしたとも報じている。
さまざまなメガネ型ウェアラブル端末が開発されている中、Google Glassがどのような展開を見せるかに、今後も注目が集まりそうだ。
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Google Glass これまでの歩み
▼Google Glass(グーグル グラス)が DVF(ダイアン フォン ファステンバーグ)とコラボしたメガネ&サングラスを発表
DVF | Made for Glass のメガネタイプ。
透け感ある生地と柔らかなフォルムが美しい。
【クリックして拡大】
(出典)http://www.marchon.com/events/dvfglass/
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「House Brands」(スクリーンショット)
Luxottica(ルックスオティカ)は人気アイウェアブランドを多く傘下に持つ。
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「Google Glass」(グーグル グラス)「Curve」の着用写真。