大手メガネレンズメーカーの HOYA(ホヤ)から、白内障手術後の眼内レンズを入れたひとに向けた遠近両用メガネレンズ HOYALUX PALIOL(ホヤラックス パリオル)が、2月3日(火)より発売された。
HOYALUX PALIOL(ホヤラックス パリオル)は、「白内障術後の生活をより楽しんでいただきたい」という思いから商品化された遠近両用メガネレンズ。
白内障の手術により水晶体を摘出し、眼内レンズを入れたひとは、目の調節力(ピント合わせ能力)がほぼゼロとなる。その結果、遠くから手元までの全てをクリアに見ることは困難になるため、見え方や生活に不便を感じるようになってしまう。
白内障の手術を受けることの多いシニア世代は、旅行やスポーツなどを楽しんだり、パソコンやスマートフォンを利用するアクティブなひとが増えている。そんな状況を受けて発売されたのが、HOYALUX PALIOL(ホヤラックス パリオル)だ。
ライフスタイルに合わせて選べる2タイプ
HOYALUX PALIOL(ホヤラックス パリオル)は、特に遠くがスッキリ見える「パリオルA」と、遠くも見えつつ中間から近くの見え方を重視した「パリオルB」の2タイプ。いずれも、両面複合累進設計「BOOM」(※)を採用し、快適な視界を実現している。
旅行やスポーツ、クルマの運転などが多く、遠くをよりクリアに見たいというひとには「パリオルA」が、室内で過ごすことの多いひとや、パソコン・スマートフォンなど近くを見ることが多いひとには「パリオルB」がオススメと言えそうだ。
また、レンズの薄さを決める屈折率は、1.60(薄型)と1.67(超薄型)の2種類。度数が強く、レンズをよりきれいに仕上げたいひとは、1.67(超薄型)を選びたい。
※度数はもちろん左右の瞳の間隔なども考慮するなど、オーダーごとに最適な設計が施す HOYA(ホヤ)独自の技術。
HOYALUX PALIOL(ホヤラックス パリオル)は、「眼内レンズ挿入者におすすめの遠近両用メガネレンズ」。キャッチフレーズは、「よく見える ただそれだけで 人生は楽しい」。遠方の見やすさにこだわるなら「パリオルA」が、近方の見やすさにこだわるなら「パリオルB」がオススメ。
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白内障とは
▼眼の話 | 目とメガネの話 | HOYA ビジョンケアカンパニー
水晶体が混濁する病気で、 健康な人でも60歳を過ぎると正常な加齢変化として起きます。
白内障手術後にはまぶしさへの対策も
▼レチネックスソフト | オプションを選ぶ | メガネレンズを選ぶ | HOYA ビジョンケアカンパニー
「自然な明るさ、色彩を取り戻したい…」という白内障術後の方に。
▼白内障術後のまぶしさ対策 (遮光レンズ,白内障) : お客様相談室からのワンポイントアドバイス : 東海光学株式会社
白内障手術で人口水晶体(眼内レンズ)を挿入された場合、事例1のように綺麗にクリアに見えるようになったが、まぶしさを感じるようになったという不都合が生じるようになります。その原因は、術前では濁っていた水晶体を通して見ていたのですが、術後は大量の光が入るようになったため、また水晶体で吸収していた波長の短い光も透過させてしまい、その結果まぶしさや、色の感覚が変わって見えてしまうようになったというものです。
白内障予防には紫外線対策も
▼「紫外線」と「シミ」と「白内障」の話 | ひかりのブログ | HOYA ビジョンケアカンパニー
また、紫外線は肌を老化させるだけでなく、水晶体にも影響をもたらして、白内障を誘発するとも言われているのです。