東芝は1月13日(水)に、業務用メガネ型ウェアラブル端末「Wearvue(ウェアビュー)TG-1」を発売すると発表した。
Wearvue(ウェアビュー)TG-1は、メガネのレンズに映像を反射させ、目から1.25m先に情報を表示するシースルー方式を採用し、視界を遮らないのが特長。
Windows端末と組み合わせて、工場や倉庫で作業手順を確認したり、観劇やスポーツ観戦などで字幕や解説を表示するなどの使い方が想定されている。
重さは50g(※)。掛け心地にもこだわって、メガネとして自然なデザインを目指したという。
価格は1台当たり200,000円(税別)。Amazonなどで予約販売受付を開始しており、2月29日(月)以降順次出荷される予定。
▼Amazon.co.jp: Wearvue TG-1: 家電・カメラ
※ケーブルの重さを除く。
【追記:2016年2月22日】開発・発売中止を発表
▼東芝、業務用メガネ型ウェアラブル端末Wearvue(ウェアビュー)TG-1の開発・発売中止
1月13日(水)より東京ビッグサイトで開催中の「ウェアラブルEXPO」で公開された東芝 Wearvue(ウェアビュー)TG-1。
Wearvue(ウェアビュー)TG-1は、側面後方に配置された投影部からメガネのレンズに映像を反射させる「光学シースルー型バーチャルイメージ方式」を採用。広い視野を確保し、作業のジャマにならないよう設計されている。
image by 東芝
顔のカタチや左右の眼の距離に合わせて映像を映す角度を調節できる「PA機構(パーソナルアジャスター)」を採用。
image by 東芝
右テンプル(つる)に画像投影部、輝度調整ボタン、PA機構(パーソナルアジャスター)など搭載。ケーブルの先にはUSBコネクタとHDMI Microコネクタを備える。
メガネ・サングラスメーカー山本光学の協力を受け、重量バランスなどを考慮し掛け心地にこだわった設計を採用。接客など人と対面するシーンでも違和感のない、メガネとして自然なデザインを目指したという。
遠く離れた現場へのサポートや、倉庫での作業手順やチェックリストの表示、字幕や解説を表示し観劇やスポーツ観戦を盛り上げるなどの使い方が想定されている。
image by 東芝