岡山市に本部を置くNGO法人 AMDA(アムダ)が、日本最大の寄付サイト「ジャパンギビング」を通じて、今年9月にモンゴル・グチンウス村の小中学校でおこなう眼科検診事業への寄付を呼びかけている。
AMDAでは、モンゴル眼科協会の要請を受け、日本から専門家をモンゴルへ派遣し、子どもの目の健康に関するセミナーや検診などの事業を2010年より毎年おこなっている。
AMDAによると、モンゴルでは小児の眼科検診システムが整っていないため、弱視や斜視、その他の眼科疾患の発見が遅れたり、放置されることが多く、教育に支障をきたすことがあるという。また、子どもの目の問題のうち8割は、適切な時期に治療すれば明らかな回復が期待されるという。
今年9月におこなう事業では、首都ウランバートルから南西500km、クルマで8時間のところにあるグチンウス村の小中学校で眼科検診を実施。モンゴルの眼科医を育てる研修もおこなう。さらに、ウランバートルにて昨年検診を受けた子どものフォローアップのほか、モンゴル眼科協会などと共同で眼科検診の必要性を訴えるフォーラムを実施する。
今回おこなう事業の詳細、モンゴルの子どもたちを目を守る活動を始めた経緯、これまでの活動内容、派遣された専門家や現地協力者の声などは、寄付を呼びかけているサイト(下記リンク参照)に詳しく紹介されているので、ぜひアクセスしてみてほしい。
▼モンゴル子どもたちの目の健康を守るために眼科検診事業を実施したい! | NPO活動を支援する | ファンドレイジングサイト JapanGiving(ジャパンギビング)