大手メガネチェーンのメガネスーパーが主催する「アイケアフォーラム~眼から元気プロジェクト~」が、9月24日(土)に時事通信ホール(東京都中央区)にて開催された。
北里大学研究所病院眼科部長の川北哲哉氏によるアイケアの大切さについての講演や、歌手でタレントの松本伊代さんをゲストに迎えたパネルディスカッションがおこなわれ、訪れた人々は熱心に聞き入っていた。
(左から)メガネスーパー 取締役 束原俊哉氏、日経BPヒット総合研究所 主席研究員 西沢邦浩氏、歌手・タレント 松本伊代さん、北里大学研究所病院眼科部長 川北哲哉氏、メガネスーパー 代表取締役 星崎尚彦氏。
「毎日の生活から学ぶアイケアの重要性と対策」と題した川北哲哉氏の講演では、
「アイメイク落としとアイシャンプー」
「ドライアイ」
「白内障」
「加齢黄斑変性」
「子どもの近視」
「用途に合わせたメガネ選び」
「目に効果のあるサプリメントとその選び方」
「アイケアマッサージ」
「目を温める効果」
「ブルーライト」
「メタボリックシンドロームと目との関係」
などについて、再現ビデオや最新のデータ・事例を交え、分かりやすく解説された。
アイケアの重要性と対策を映像とともに分かりやすく解説。
北里大学研究所病院眼科部長 川北哲哉氏。
続いて、日経BPヒット総合研究所 主席研究員の西沢邦浩氏が進行役を務めたパネルディスカッションでは、
「日本人は近視になりやすいって本当?」
「スマホ老眼」
「近眼は老眼にならない?」
「ドクターおすすめのサプリメントを教えてください」
「視力回復センターでどうなんですか?」
「メガネはどこで買っても一緒なのか?」
といった疑問に答える形で討論がおこなわれた。
進行役を務めた日経BPヒット総合研究所 主席研究員の西沢邦浩氏。
川北哲哉氏はドクターの立場から意見を述べた。
本人や家族のアイケアに気を使うミドルシニア世代の代表として登場した松本伊代さんは、「デビュー前から近視だったが、しばらくそのまま仕事をしていて、コンサートでも観客の顔が見えないままだった。その後、バラエティ番組などに出演するようになりカンペが見えずに困ってから、コンタクトレンズを使うようになった。そして、数年前にレーシック手術を受けた。 」と、近視にまつわるエピソードを明かした。
このフォーラムにあわせて測定された松本伊代さんの「眼年齢」は、「40歳」という自身の予想に反して「51歳」という結果に。
メガネスーパーの束原俊哉氏によると、「眼年齢」を実年齢より若く見積もるひとが多いという。また、「スマホ老眼」も増えていることから、実年齢よりも「眼年齢」が高いひとが増えているという。
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