2016年度 グッドデザイン賞 メガネ・サングラス関連の受賞結果まとめ- GLAFAS（グラファス）

公益財団法人日本デザイン振興会は、2016年度グッドデザイン賞の受賞結果を9月29日(木)に発表した。

2016年度グッドデザイン賞は、4,085件の審査件数の中から1,229件が受賞し、メガネ・サングラス関連の受賞は4件。受賞対象の中で審査委員会により特に高い評価を得た100件に贈られる「グッドデザイン・ベスト100」には、メガネ・サングラス関連のデザインは選出されなかった。

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眼鏡フレーム [nine 3rd titanium 2433-SMK-50]

眼鏡フレーム [nine 3rd titanium 2433-SMK-50]
© JDP GOOD DESIGN AWARD

概要

ナインアイウェアは、2009年に創業したデンマークの眼鏡ブランドです。北欧デザインの由来である、シンプルさと機能性を追求するため、生産は全て日本製で仕上げています。ブランド名は９g前後のフレーム重量が眼鏡の理想と考えているためです。nine 3rdはファッション性と掛け心地の両立を目指し、フレームの前枠に哺乳瓶でも使われる透明ポリアミドを採用し軽量化を実現しています。また、パッドアーム（鼻当て金属部）やテンプル（ツル）はバネ性に優れたベータチタンを使用し、しなやかな掛け心地は長時間の装用にも最適です。シンプルでミニマルな見た目を損なわないように、各パーツの接続部は意図的に隠しています。

© JDP GOOD DESIGN AWARD

審査委員の評価

簡素で合理的なデザインが、高い美意識で醸成された商品と言える。細部の造形へのこだわり、適用された素材の合理性など、使用者への緻密な配慮が高く評価された。

© JDP GOOD DESIGN AWARD

どんなブランド？

• nine eyewear - Danish design in lightweight luxury

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眼鏡フレーム [アウェア シャルマン]

眼鏡フレーム [アウェア シャルマン]
© JDP GOOD DESIGN AWARD

概要

環境に配慮してデザインされた掛け心地のよいプラスチック製の眼鏡フレームです。プラスチックフレームの製造方法をゼロから見直して作りました。再生可能な植物由来の樹脂を使うことで枯渇資源である石油の使用量を減らしました。製造方法を工夫することであらゆる無駄をなくしエネルギーの消費を減らしました。手作業で組み立てる独自構造のテンプル（ツル）は、３つの部品の組み合わせで多種多様なカラーバリエーションを生み出します。そのテンプルには柔軟なバネ構造が設計されており頭部を優しく包みこみ優れた掛け心地を実現しています。環境と美、そして掛け心地を意識することで今までに無かった新しい眼鏡フレームが完成しました。

© JDP GOOD DESIGN AWARD

審査委員の評価

再生可能な植物由来樹脂を採用し、また、製造方法の工夫によって作業上の様々な工程を省くことで無駄を無くすことで、基本コンセプトである環境に配慮したデザインを製品として体現している。また、3つの部品を手作業で組み合わせる独自の構造のテンプルは、それぞれ20色ある部品の組み合わせによって、ユーザーに対して、ファッション性と共に、オリジナリティのある選択を可能にしていることも評価に値する。

© JDP GOOD DESIGN AWARD

どんなブランド？

• awear CHARMANT

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リーディンググラス（老眼鏡） [フロート　アーバンアースシリーズ]

リーディンググラス（老眼鏡） [フロート　アーバンアースシリーズ]
© JDP GOOD DESIGN AWARD

概要

FLOATリーディンググラスはフレームとテンプルをご自分で選べる着せ替え老眼鏡です。シックな色からポップな色まで組み合わせは100通り以上。またテンプル（つる）には軽量弾性樹脂を使いやさしい掛け心地を実現すると同時にそのバネ性を活かし使わない時には首に掛けることが出来ます。テンプル（つる）中央部分にマグネットを内蔵することで腕が畳めるようにしたのと、オレンジのベースマグネットを利用すればいつも使う場所に老眼鏡を飾る事が出来ます。着せ替え機能は色だけではなく、機能の違うバイフォーカル（二重焦点）サングラスや、こめかみで留める短いテンプルに付け変える事も出来ます。

© JDP GOOD DESIGN AWARD

審査委員の評価

老眼鏡を取り巻く使用環境が深く検証され、そこから創出された新しい使い方がバランスの良いデザインでまとめあげられている。商品の世界観とうまく融合した多色展開も高く評価された。

© JDP GOOD DESIGN AWARD

どんなブランド？

• URBAN EARTH | オシャレで疲れない老眼鏡FLOAT(フロート)

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メガネレンズ [ハーフ調光レンズ]

メガネレンズ [ハーフ調光レンズ]
© JDP GOOD DESIGN AWARD

概要

屋内での使用時は透明なメガネレンズですが、太陽光のあたる屋外ではレンズの上半分だけが着色し、レンズの下方向に向かうにしたがって、徐々に色が薄くなる屋内・屋外両用のメガネレンズです（「ハーフ調光」という）。レンズの濃淡の色合いはグラデーションになっているためサングラスとしてファッション性にも優れています。また、昨今の高齢化社会において遠近両用メガネにも対応し、白内障などで目に眩しさを感じられる方でも、遠くを見る時はサングラスとして眩しさを軽減し、手元は明るい視界となるメガネになります。

© JDP GOOD DESIGN AWARD

審査委員の評価

ユーザビリティに沿った商品開発がなされており、使用者に対して新しいレンズの価値が提案できている点が評価された。

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メーカのウェブサイト

• 伊藤光学工業株式会社

どこで購入できるか、どこで見られるか

• 眼鏡市場

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