メガネの田中(本社:広島市)は、生涯スポーツの国際大会「ワールドマスターズゲームズ」などで活躍する曽野政男さん(陸上:長距離)とスポンサー契約を結んだ。
曽野さんは現在64歳で、2017年にワールドマスターズゲームズの10キロマラソン(60~64歳の部)で金メダルを獲得するシニアアスリート。京都新聞の報道によると、メガネの田中で社長を務めるデイミアン・ホール氏が、ワールドマスターズゲームズを視察した際に曽野さんのレースを見たのを機に支援を申し出たという。
メガネの田中では、「人生という“旅”をもっとカラフルにしよう!」と広く呼びかける「イロドリジャーニー」キャンペーンを展開しており、曽野さんの活動を支援することで、年齢や忙しさなどさまざまな理由でチャレンジをあきらめてしまっている全ての人々へ、やりたいことに挑戦し続ける楽しさを発信していきたいとしている。
(左)メガネの田中 代表取締役社長 デイミアン・ホール氏
(右)曽野政男さん
曽野政男さんのコメント
「“イロドリジャーニー”の精神が相通じるものがあり、ご支援を受けることになりました。私は常日頃から「人は歳を重ねただけで、老いるのではない、夢を情熱を失ったとき、はじめて老いるのだ」ということを信じております。このことは、メガネの田中さんが掲げる“イロドリジャーニー”そのものではないでしょうか。いくつになっても、どんな人でも、毎日をワクワク、元気に、彩り豊かな生活と人生を送って行く。私はこれから続く人生後半戦の旅を“イロドリジャーニー”を掲げてシニアプロランナーとして、人生100年時代のパーソナルトレーナーとして走り続けていきます。」
デイミアン・ホール氏のコメント
「曽野さんは、日々のトレーニングで実力と体力をキープしながら、飽くなきチャレンジ精神で進化を続けておられます。それと同時に、走ることや、チャレンジすることを楽しんでおられるところに共感し、活動を支援することにいたしました。これからも“イロドリジャーニー”を体現し、社内外に発信していただくことを期待しています。」
曽野政男さんのプロフィール
- 1954年:三重県度会郡大紀町出身
- 1973年:陸上自衛隊・体育学校特別体育学生ならびに体育教官として勤務
- 1991年:八千代工業株式会社・陸上部プレイングマネージャー、1993年に監督、1995年に総監督 就任
- 2011年:八千代工業を退社し、小中学生向けランニング指導活動「走塾」を立ち上げ
- 現在は滋賀県栗東市で、シニアプロランナー、人生100年時代のパーソナルトレーナーとして活動中
主な戦績
- 2009年:世界マスターズ陸上フィンランド大会(55-59歳の部)3,000m障害 銀メダル
- 2011年:世界マスターズ陸上アメリカ大会(55-59歳の部)3,000m障害 銀メダル
- 2016年:世界マスターズ陸上オーストラリア大会(60−64歳の部))1,500m 銅メダル、2,000m障害 銅メダル
- 2017年:ワールドマスターズゲームズ(60−64歳の部)10キロマラソン 金メダル(総合24位)、1,600mリレー 銀メダル、1,500m 銅メダル、2,000m障害 銅メダル