メガネブランド OWNDAYS(オンデーズ)は9月9日、2020年4月以降に入社する新卒社員から、従来の一律初任給体系を廃止し、個人の能力別給与体系を導入すると発表した。これにより、入社1年目の最大年収は600万円に引き上げられる。
能力別給与体系の対象となるのは、店舗での販売担当から本社勤務の専門的な役職までの全職種で、個人の能力や経験に応じて、将来性や事業との相乗効果など独自の基準で初任給を決める。入社前の内定インターンシップでも技術力や実績を評価し、内定者に対して適正な給与額を提示するとしている。
OWNDAYS(オンデーズ)は、一律の初任給体系を廃止した背景として、日本企業の新卒社員に対する初任給は一律であることが多く、その給与額は国際的な水準と比べてかなり低いと言われていることを指摘。学生たちの経験は十人十色であるにもかかわらず、一律の初任給で評価するのは適切ではないと考え、能力別給与体系に変更したという。
OWNDAYS(オンデーズ)は、新卒社員に能力別給与体系を導入することで、より優秀な人材を確保し、国内外で事業を成長させ、出店を加速していくとしている。
オンデーズ 新卒採用募集概要(2020年4月以降入社)
営業職(販売、国内外責任者候補など)
- 能力別給与(月給19万~50万円)
本部職(エンジニア、経理、デザイナー、映像制作など)
- 能力別給与(月給21万~50万円)
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