第32回 日本 メガネ ベストドレッサー賞」の表彰式が、10月22日(月)に東京ビッグサイトで開催され、文化界部門で受賞した立川志らくさんが出席した。立川志らくさんには表彰状とトロフィーのほか、副賞としてメガネが複数手渡された。
【他の受賞者は?】
受賞の理由は?
着物にメガネ姿と言えば、立川志らくさん。本業の落語家に加え、最近では朝の情報番組で司会に抜擢されるなど、幅広く活躍されています。
本人いわく、「メガネを掛けて以来、グングン仕事運が上がった。メガネは成功のラッキーアイテム」だそうです。さまざまな場面で変化する表情をメガネがより一層輝かせていると、圧倒的な支持を集めての受賞となりました。
スピーチで何を語った?
自身のメガネ姿が彫り込まれたトロフィーを手に受賞の喜びを語る立川志らくさん。
こんばんは。テコンドーの金原会長です。(会場笑い)
それから司会の方、「立川さん」じゃなくて「志らくさん」と呼んでくださいね。「立川さん」だと、いっぱいいますから。
去年、私が『初耳学』という林修先生のテレビ番組に出たときに、ギャグで「来年はメガネ ベストドレッサー賞を獲るよ!」と言って、みんなゲラゲラ笑っていたのですが、それが本当に実現してしまいました。
着物を着てメガネを掛けているというのが、私のひとつのイメージになってますけど、最初に『ひるおび!』に出演したときは、スーツ姿でメガネを掛けていなかったんです。落語のときも当然、メガネを外してやっておりました。ですから、立川志らくにメガネのイメージは全くなかったんですが、『ひるおび!』が月曜から金曜までやっておりまして、毎日コンタクトレンズを入れていましたら、目に傷が付いて結膜炎になってしまって、やむを得ずメガネを掛けて出たところ、メガネ姿の評判が大変よくて、それ以来ずーっとメガネを掛けるようになったんでございます。
先ほど、着物姿でメガネを掛けて、たくさんのメガネ屋さんにあいさつしてきたのですが(筆者注:日本 メガネ ベストドレッサー賞は、アジア最大級のメガネの展示会『IOFT』の併催イベントで、受賞者は表彰式の前にIOFTの会場を見て回るのが恒例となっている)、いろいろな人「志らくさん!」と手を振ってくれて、「俺もずいぶん人気者になったなあ」とうれしく思いました。
パーティーが始まって(筆者注:この表彰式はIOFTのレセプションパーティーの中でおこなわれ、IOFTに出展しているメーカーと買い付けに来たバイヤーが多数出席していた)、私が座った席が(サングラス部門で受賞した)西島隆弘さんの横ですよ!カメラはみんな西島さんばっかりに向けてる!誰も私のことを写そうとしない!(経済界部門で受賞した)岸博幸さんの横がよかったな!と思ったんですけども。(会場笑い)
この表彰式の様子は、明日の情報番組、先週から始まりました、私が司会を務める『グッとラック!』で必ず流れますので!『とくダネ!』とか『スッキリ』とか見ないでくださいよ!今、『グッとラック!』が今、ものすごい数字(視聴率)が下がってますから!(会場笑い)
本当に素晴らしい賞をいただきまして、感謝しております。ありがとうございました!
『グッとラック!』の視聴率が下がっていると観客に訴えて笑いを誘う立川志らくさん。
表彰式後のフォトセッションに臨んだ立川志らくさん。
立川志らくのプロフィール
1963年8月16日東京都生まれ
1985年10月立川談志に入門
1988年二つ目昇進、1995年真打昇進
落語家、映画監督(日本映画監督協会所属) 、映画評論家、劇団主宰、TVコメンテーター、寅さん博士、昭和歌謡曲博士の異名も持つ
「第73回(平成30年度)文化庁芸術祭」大衆演芸部門優秀貧受賞
【定期独演会】
- 『立川志らく落語大全集』2015年1月より年4回開催(2030年10月迄開催予定)
- 『志らく独り会』2017年より年1回開催
TBSテレビ「ひるおび!」コメンテーターとしても活動中