メガネブランド JINS(ジンズ)は、近視のない世界を目指す取り組みを伝えるブランドムービー、「JINS Innovations / JINS VIOLET+篇」を公開した。4月1日(水)より、テレビ東京・BSテレ東「ワールドビジネス サテライト」でテレビCMの放映を開始し、YouTubeでも公開する。
このブランドムービーでは、目に必要と言われる「バイオレットライト」を選択的に透過するレンズ、「JINS VIOLET+(ジンズ バイオレットプラス)」を通じて、近視のない世界を目指す、JINS(ジンズ)の取り組みを伝えている。
JINS Innovations / JINS VIOLET+篇 - YouTube
近視の進行を抑える可能性を持つ光「バイオレットライト」
バイオレットライトとは、太陽光に含まれる、紫外線とブルーライトの間に位置する波長360~400nmの領域の光を指す。2016年に慶應義塾大学医学部の研究チームが、バイオレットライトに近視の進行を抑える可能性があることを世界で初めて発表し、注目を集めた(下記リンク参照)。
バイオレットライトとは、ブルーライトよりも波長が短い、360nm~400nmまでの紫色の光。
(出典:「慶應義塾大学発ベンチャーと「バイオレットライト」共同プロジェクトを開始 | ニュースリリース | 株式会社ジンズホールディングス」)
現在流通しているメガネ・コンタクトレンズや窓ガラスには、紫外線カット機能が搭載されているものが多い。それらの多くは、紫外線とともにバイオレットライトもカットしていることから、バイオレットライトを目に取り込むのは難しいと言われている。
JINS(ジンズ)では、バイオレットライトを通しつつ、有害な紫外線やブルーライトはカットする独自設計を採用したメガネレンズ、「JINS VIOLET+(ジンズ バイオレットプラス)」を2017年に発売。子どもから大人まで、幅広い世代の顧客に好評だという(下記リンク参照)。
「【JINSバイオレットプラス】目に必要と言われる光を通すレンズ、JINS VIOLET+」
(スクリーンショット)
JINS(ジンズ)は2019年より、慶應義塾大学医学部発のベンチャー企業との共同プロジェクトを立ち上げ、世界初となるバイオレットライトを照射する近視進行抑制メガネ型医療機器の開発に着手している(下記リンク参照)。
フレーム内側に搭載されるLEDからバイオレットライトが照射される仕組み。
380nm付近のバイオレットライトを再現して照射する。