マスクのひもで耳が痛いのを軽減する”メガネ屋が考えたマスクひもカバー”「マスク みみ楽くん」- GLAFAS(グラファス)

マスクのひもで耳が痛いのを軽減する”メガネ屋が考えたマスクひもカバー”「マスク みみ楽くん」

マスクのひもで耳が痛いのを軽減する”メガネ屋が考えたマスクひもカバー”「マスク みみ楽くん」

image by ヤブシタ

メガネの総合商社のヤブシタから、マスクのひもによる耳の痛みを軽減するシリコーン製のカバー、「マスク みみ楽くん」が発売された。製造元はメガネのズレ防止製品などを手がけるハセガワ・ビコー

マスク みみ楽くん

「マスク みみ楽くん」は、メガネのテンプル(つる)にかぶせるカバーとして考えられていたアイデアが、コロナ禍の下、「マスクにも転用できる!」と気付いたのをきっかけに急ピッチで開発が進められ、販売に至った。実用新案も出願されている。

らせん状の切込みが「マスク みみ楽くん」の特徴

らせん状の切込みが「マスク みみ楽くん」の特徴。
丸ひもタイプのマスクに対応している。

形状は長さ65mm、外径4mm、内径2mmのチューブになっており、らせん状の切り込みが入れられているのが特徴だ。切り込みの端からマスクのひもをはめ込み、ひもを引っ張りながらチューブを回せばスルスルと装着できる。切り込みの端を引っ張ると、簡単に外せる。

マスクみみ楽くんの取り付け方 - YouTube

耳に負担がかかりにくいよう、柔らかめの日本製シリコーン素材を使用しており、水と中性洗剤で洗って何度も繰り返し使用できる。細くて透明なので目立ちにくく、付けていることが他人に気付かれにくい。

「マスク みみ楽くん」を実際に使用しているヤブシタの社員は、

「しばらく使っているがヘタリや切れそうな様子はなく、長持ちしそう。」

「マスクが安定してズレにくい感じがする。」

「見た目が地味なおかげで、周りの人が見ても使っていることが分からないのが一番のメリット。」

といった感想を述べていた。

「マスク みみ楽くん」パッケージ表面

「マスク みみ楽くん」パッケージ表面

「マスク みみ楽くん」パッケージ裏面

「マスク みみ楽くん」パッケージ裏面

販売元のヤブシタは、1923年に創業。卸業を中心に、メガネフレームやサングラスの製造・販売、OEM事業、店舗開発、アニメやゲームとコラボした商品開発などを手がけている、メガネ業界の老舗だ。

製造元のハセガワ・ビコーは、メガネ関連製品を開発・製造する企業で、世界初のシリコーン製の鼻バッドや、「セルシール U」や「メガロック」などシリコーン製のメガネのズレ防止製品を作り続けており、シリコーンに精通している。

そんな両社がタッグを組んで生まれた「マスク みみ楽くん」は、「メガネ屋が考えたマスクひもカバー」だ。

メガネとマスクは、どちらも顔に直接着けるものなので、快適さが求められる。「マスク みみ楽くん」の着け心地や快適さには、「メガネ屋が考えたマスクひもカバー」ならではの発想が表れている。

マスク紐の痛みを軽減!「マスク みみ楽くん」を解説します - YouTube

「マスク みみ楽くん」は、4本入り(マスク2枚分)で参考小売価格は600円(税別)。執筆時現在ではメガネ店での販売が中心だが、販売元のヤブシタによるとメガネ店以外にも販路を広げる計画だという。


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