マイボイスコムは4月15日(木)、「眼鏡の使用」に関する調査結果を発表した。この調査は3月1日(月)~3月5日(金)にインターネットを通じておこなわれ、10,034件の回答を集めた。
メガネを何個持っているか?
Q.眼鏡を何個持っていますか?(サングラスは除く)
「メガネを何個持っているか?」という質問に対して、84%の人が「持っている」と回答した。持っているメガネの個数の割合は、次の通りとなっている
- 1個:25.0%
- 2個:25.3%
- 3個:16.2%
- 4個:6.3%
- 5個以上:11.3%
自分のメガネにある機能・性能は?
メガネを持っている人に、自分のメガネにある機能・性能について聞いたところ、「ブルーライトカット」「手元用、老眼用」「傷や汚れがつきにくい」「紫外線(UV)カット」が各20%台だった(※)。過去の調査と比べて、「ブルーライトカット」と「手元用、老眼用」に関しては増加傾向だという。
メガネをどんな用途やシーンで使うか?
Q.メガネをどのような用途やシーンで使いますか?
「メガネをどのような用途やシーンで使うか?」という質問に対して、複数回答を求めたところ、最も多かったのが「常に掛けている」で42.0%。次いで「細かいものを見るとき、手元を見るとき」が25.3%、「車の運転をするとき」が19.0%という結果だった。
- 常に掛けている:42.0%
- 細かいものを見るとき、手元を見るとき:25.3%
- クルマの運転をするとき:19.0%
- 遠くのものを見るとき:14.2%
- コンタクトレンズをしていないとき:14.1%
- 仕事・学校:12.5%
- 紫外線を防ぎたいとき:7.2%
- 休みの日:4.2%
- スポーツをするとき:3.5%
- 花粉症対策:3.5%
- おしゃれのアイテムとして:2.0%
- 気分を変えたいとき:1.8%
- ウィルスなどの飛沫対策:1.7%
- 印象を変えたいとき:1.6%
- 顔を隠したいとき:1.4%
- その他:3.5%
- ほとんど使わない:3.4%
- 無回答:0.3%
「常に掛けている」と回答したのは男性の5割で、女性よりも高い割合だったほか、「コンタクトレンズをしていないとき」は女性の若年層に多く、「細かいものを見るとき、手元を見るとき」は高年代層で目立った。
メガネを選ぶとき重視する点は?
メガネを選ぶときに重視する点について複数回答を求めたところ、「価格」「フレームの色・デザイン」がメガネを持っている人のそれぞれ7割弱と多かった。次いで「掛け心地」が48.4%、「重さ」が36.8%という結果だった。
「フレームの色・デザイン」を重視すると答えた人は女性に多く、「掛け心地」は女性の高年代層に、「レンズの材質」「重さ」は高年代層でそれぞれ比率が高かった。
メガネを最もよく購入する場所は?
メガネを最もよく購入する場所を聞いたところ、「均一プライスのメガネ専門店の店頭」「メガネ専門店の店頭」が、メガネを持っている人の4割前後となった。過去の調査に比べて、「均一プライスのメガネ専門店の店頭」は増加傾向で、「メガネ専門店の店頭」は減少傾向にあるという。
その店でメガネを最もよく購入する理由については、次のような回答が寄せられている。
「均一プライスの店頭」
モールの中にあるので、順番待ちの間も時間をつぶすことができるから。(女性46歳)
家の直ぐ近くにZoffがあり、安価で短時間に仕上げてくれるので、この10年以上使い続けている。フレームが軽く、壊れにくいのも気に入っている。(男性72歳)
「メガネ専門店の店頭」
専門店じゃないと店舗で測った時、度が強いことが多かった。(女性58歳)
和真で毎回買います、データが残っているので、前回からの変化を知るために、同じ店舗で購入しています。(男性73歳)
「メガネのセレクトショップ・デザイナーズ専門店」
知名度があっておしゃれだし個性を引き出せる、それにブランド価値があることでトレンド関係なく長く利用できる。(男性47歳)
愛用しているブランドのフレームは他では扱っていない。検眼やフィッティングの技術が高い。(女性65歳)
「オンラインショップ」
自分の視力のデータが保存されていて、毎回視力検査をしなくても注文できるからとても便利。デザインもゆっくり選べる。(女性39歳)
店舗だと気に入ったデザインを見つけるのが大変だし、置いてある種類も少ないため。オンラインであれば他店との比較もしやすい。(男性32歳)
「ディスカウントストア」
老眼鏡を一番よく利用している。外したり、かけたりを頻繁に行うため、壊れやすい。安くて良い物を選んで購入している。(男性68歳)
必要だがそんなにこだわりがないのでホームセンター等で安いものを買っている。(男性60歳)
メガネを購入する店を選ぶのに重視する点は?
メガネを購入する店舗を選ぶ際に重視する点について複数回答を求めたところ、「価格が安い」がメガネ購入者の56.8%、「品ぞろえ」が39.3%、「アクセスのよさ」が30.5%となった。
メガネ専門店を主に利用する人では「品ぞろえ」が、メガネのセレクトショップを主に利用する人では「好みのデザインやブランドの商品がある」が、デパート・百貨店を主に利用する人では「品質」がそれぞれ1位となった。
サングラスを使う場面は?
Q.どのようなときにサングラスを利用しますか?
サングラスの利用者は回答者全体の5割弱で、高年代層で高い傾向が見られた。サングラスを利用する場面について複数回答を求めたところ、1位が「クルマの運転」で23.8%、2位が「日差しが強いとき・場所」で23.3%となった。次いで、「紫外線対策」が15.1%、「スポーツ、屋外レジャーなど」が11.9%となっている。
- クルマの運転:23.8%
- 日差しが強いとき・場所:23.3%
- 紫外線対策:15.1%
- スポーツ、屋外レジャーなど:11.9%
- おしゃれのアイテムとして:4.2%
- 常に掛けている:3.3%
- 気分を変えたいとき:2.2%
- 花粉症対策:1.8%
- 印象を変えたいとき:1.6%
- 顔を隠したいとき:1.3%
- ウィルスなどの飛沫対策:0.9%
- その他:1.2%
- サングラスは持っているが利用しない:9.8%
- サングラスは持っていない:42.0%
- 無回答:1.1%
※「キズがつきにくい」「紫外線カット」については、現在市場に出回っている度付きメガネ用レンズのほとんどに搭載されているが、自分が持っているメガネにこれらの機能があることを知らない人が多いと思われる。