メガネブランドの金子眼鏡と999.9(フォーナインズ)が、グループ経営体制に移行し、持株会社ジャパン・アイウェア・ホールディングスを発足したことが明らかになった。
ジャパン・アイウェア・ホールディングスは、9月2日(木)にホームページを公開。金子眼鏡と999.9(フォーナインズ)がグループ経営体制に移行し、「日本発ラグジュアリー・アイウェア・ブランドグループ」、「国内唯一のラグジュアリー・アイウェア・グループ」として新しい展開を目指すと発表した。
代表取締役には、フォーナインズの社長を務める飯村祐一氏と、金子眼鏡の社長を務める金子真也氏が就任。フォーナインズと金子眼鏡が主要子会社となっており、フォーナインズ 成城オフィスに東京本社が、金子眼鏡本社に福井本社が置かれている。
日本経済新聞の報道によると、グループ経営体制に移行後も、両社のブランドや経営、生産体制は変わらず、連携することで海外市場への進出強化を目指すという。
「ジャパン・アイウェア・ホールディングス | Japan Eyewear Holdings」
(スクリーンショット)
金子眼鏡について
「公式サイト | 金子眼鏡」
(スクリーンショット)
金子眼鏡は1958年にメガネの卸問屋として創業し、1986年に法人化。1987年に初の自社オリジナルブランド「BLAZE(ブレーズ)」を発表。1998年には初の自社店舗「FACIAL INDEX SPECTACLES」を北海道・函館に開業。2006年より自社工場を立ち上げ、メガネフレーム製造の全工程を一貫しておこなっている。
現在では「SPIVVY(スピビー)」、「泰八郎謹製」など「職人シリーズ」、「金子眼鏡シリーズ」といった自社オリジナルブランドを展開し、国内に63店舗、フランスに2店舗の直営店をかまえている。
2019年10月には、日本企業成長投資より投資を受けている。
999.9(フォーナインズ)について
「フォーナインズ 公式ウェブサイト」
(スクリーンショット)
999.9(フォーナインズ)は、1995年に創業。「眼鏡は道具である。」をコンセプトにオリジナルブランド「999.9(フォーナインズ)」を展開し、掛けやすさや丈夫さといった高い機能性と美しいフォルムで人気を博している。
1998年に初の直営店を東京・銀座にオープン。現在では12の直営店を展開。スポーツ選手にメガネフレームやサングラスを提供して支援する「フォーナインズ スピリットサポート」もおこなっている。
- 会社概要 | フォーナインズ 公式ウェブサイト
- フォーナインズ スピリットサポート | フォーナインズ 公式ウェブサイト
- 999.9(フォーナインズ)銀座本店が移転リニューアルオープン、貸し切りスペースやアスリート向け視覚トレーニング施設も設置
2008年9月より、JAFCO(ジャフコ)より投資を受けている。
※2021年9月8日(水)に、日本経済新聞の報道に関する内容を追記しました。