メガネブランドZoff(ゾフ)を運営するインターメスティックは10月18日(金)、東京証券取引所プライム市場に新規上場した。
上場当日の初値は公開価格の1,630円を25%上回る2,038円、終値は1,981円で、時価総額は606億円となった。
(上)インターメスティック
(下)ゾフ
Zoff(ゾフ)は、「なぜメガネは高額なのか」「なぜメガネは顔の中心にあるのに気を使わないのか」「なぜメガネはファッションアイテムにならないのか」といった、顧客目線のシンプルな疑問から着想を得てスタートしたブランドだ。2001年2月に東京・下北沢に第1号店をオープンした。
企画から製造、マーケティング、小売に至るまで自社で一括して行うSPS方式をメガネ業界で初めて導入し、中間コストを省くことでレンズ代込みで5,000円からという低価格を実現した。オープン当時には「メガネの価格破壊」とも呼ばれ、大きな注目を集めた。
「Zoffについて|メガネのZoffオンラインストア」
(スクリーンショット)
現在では、2011年の発売以来の累計販売本数が870万本(※2024年8月末時点)を記録した軽くて壊れにくいメガネ「Zoff SMART(ゾフ スマート)」や、ディズニーをはじめとするコラボ商品など、月に100種類以上の新商品を導入し、常時1,600本以上のメガネ・サングラスを展開している。
2023年12月期の国内売上高は381億円で、2022年の国内アイウェア市場におけるZoff(ゾフ)のシェアは、金額ベースで6.2%、販売本数ベースで14.7%と見込まれる。
今後はサングラスの販売をさらに強化していくという。7月19日(金)には、東京・銀座にサングラス特化型の新店舗「Zoff 西銀座店」をオープンした。上野博史社長は、10月2日(水)に開催された入社式で、「Zoff(ゾフ)をメガネブランドからサングラスブランドへ、日本をサングラス先進国に変えていきたい」と語っている。
- Zoff(ゾフ)がサングラス特化型店舗を東京・銀座のNISHIGINZAにオープン
- メガネブランド「Zoff」2025年度入社内定式“サングラスパーティー”を開催! | 株式会社インターメスティックのプレスリリース